長く指導をしていると、「この選手、伸び始めたな」と感じる瞬間があります。
もちろんフォームや動きの変化もあります。
でも実は、それより先に変わるものがあります。
それが、“質問”です。
■伸び悩む時期の質問は「答え」を求めている
伸び悩んでいる時の選手は
「どうやったら速くなりますか?」
「何をやればいいですか?」
「これで合ってますか?」
という“正解”を求める質問が多くなります。
もちろん悪いことではありません。
最初は誰でも分からない状態から始まります。
でも、この段階ではまだ「教えてもらうこと」が中心です。
■伸びる選手は「自分の課題」を見始める
ところが、成長し始める選手は、ある瞬間から質問が変わります。
例えば、
「今の自分は、接地が遅いですか?」
「力みすぎると加速しづらいですか?」
「試合になると姿勢が崩れるのはなぜですか?」
こういう質問が増えてきます。
つまり、“自分の課題”を考え始めている。
ここが大きな変化です。
■成長する選手は「考えながら練習」している
伸びる選手は、ただ言われたことをやるだけではありません。
・なぜこの練習をするのか
・今の自分には何が必要なのか
・どこを変えれば良くなるのか
・どんな所を意識するべきなのか を考えながら取り組んでいます。
だから同じ練習でも、吸収スピードが変わります。
逆に、何も考えずに繰り返しているだけでは、成長はどこかで止まってしまいます。
■「考える力」が成長スピードを変える
サッカーもスプリントも、最終的には“自分で修正できる選手”が強くなります。
試合中、コーチはずっと隣にはいません。
だからこそ
・自分の状態を感じる
・課題に気づく
・修正する
この力が必要になります。
そして、その第一歩が“質問の変化”です。
■SSAが大切にしていること
SSAでは、ただ答えを与えるだけではなく、
「なぜそうなるのか」
「今どこに課題があるのか」
を一緒に“考えること”を大切にしています。
最初は“教わる側”だった選手が、少しずつ“考えられる選手”へ変わっていく。
この変化が起き始めると、成長スピードは一気に上がります。
伸びる選手は、ただ練習量が多いわけではありません。
ある瞬間から、“質問”が変わるのです。
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