レッスンを始めて少しすると、「前より速くなった!」と変化を感じる子は多くいます。
実際、フォームや動きは、最初の段階でも変わることがあります。
でも実はここで止まってしまう選手と、更に大きく伸びていく選手がいます。
この違いは、才能ではありません。
“変わり始めてから”を、どう積み上げるか。
そこにあります。
■最初の変化は「入口」にすぎない
スプリントでは姿勢、接地、腕振り、力みなど
こうした部分を少しずつ修正することで、スピードに変化が出てきます。
すると、
「速くなった!」
「前より良くなった!」 と感じる。
もちろん、それは素晴らしい変化です。
でも実は、そこはまだ“入口”にすぎません。
■本当に変わるのは、その先
本当の成長は、最初の変化を“定着”させてから始まります。
例えば、
・正しい姿勢を維持する筋力
・更にスピードを高めるための筋力
・そのスピードを後半でも出せる持久力
・どんな場面でもそのスピードを発揮できる適応力
こうしたものは、一度のアドバイスや短期間では身につきません。
基礎の先にあり、土台が出来て次に移れます。
フォームが変わっても身体が追いついていなければ、試合では元に戻ってしまうこともあります。
だからこそ、“変わり始めてから”が大切なんです。
■伸びる子は「土台」の先を理解している
大きく伸びる選手は少し変化が出たあとも、積み上げを続けます。
その理由は、まだまだ伸び代がある事が分かっているから。
ここで私の指導の例を紹介する。
本当はDという動きをマスターして欲しい。
しかしそれには知識、技術、筋力、体力が必要だと判断。
だからまずはA(土台)から指導し、徐々にB、C、Dへと移行しスピードを高めていく。
こういう計画で進めていると2パターンの親が出てくる。
伸びない選手の親はA、Bで満足してしまう、伸びる選手の親はDまでしっかりと継続する。
もちろん継続した選手は最初は“フォームの変化”だったものが、”試合で使える圧倒的なスピード”へ変わっていきます。
■SSAが大切にしていること
SSAでは、走りの土台を教えるもではなく
・試合で実際に使える走り
・ちょっと速くなったではなく圧倒的なスピード
これらの習得を目指しています。
少し速くなった。そこで終わるのか。
それとも、その先まで積み上げていくのか。
この差が、数ヶ月後、数年後の大きな差になっていきます。
現状に満足しない選手、それがプロになる選手です。
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